海外特許出願

海外に特許を出願する方法は、直接海外に出願する方法と、PCT(Patent Cooperation Treaty:特許協力条約)国際出願制度を利用する方法があります。

該当国に直接出願する方法

出願しようとする国の代理人を介して、その国の言語で出願書と明細書を作成した後、その国の特許庁に個別に直接出願する方法

利点

  • · 期間の短縮
  • · PCTを経ってないから、国際段階のコストが削減

欠点

  • · 出願国が多い場合には、初期の費用が多く消耗
  • · 事前に特許性があるかないかの判断が困難

PCTを介して出願する方法

発明者が海外出願する場合に、時間、費用、労力を節約するためにPCTルートを通じて国際出願す方法
*特許登録は、それぞれの国で受ける必要がある

利点

  • · ほとんどの国(142カ国)に出願の効果ある
  • · 事業の進行過程に応じて、国に進入するかどうかを決定できる
  • · 国際調査の段階で特許性があるかどうかの
       調査を受けて見ることができる

欠点

  • · 国際段階を経なければならなので、
       特許登録時までかかる時間が長くなる
  • · 国際段階の費用が追加でかかること